コラム

社会保険労務士シモダイラ事務所 > 働き方改革 > ご存知ですか? <業務改善助成金>

ご存知ですか? <業務改善助成金>

最低賃金のリーフレットをご覧になった方は多いのではないでしょうか?

 

東京都最低賃金2019 リーフレット

 

リーフレットの裏面に小さく記載されている、「業務改善助成金」はチェックしましたか?

平成31年度業務改善助成金の交付申請の受付期日は2020年1月31日(金)(※必着)までとなっています。

 

本日は、業務改善助成金をご案内します。

 

1.どんな助成金?

生産性向上のための設備投資機械設備POSシステム等の導入)などを行い、その設備投資などにかかった費用の一部が助成されます。事業場内最低賃金を一定額以上引き上げるなど、所定の要件を満たす必要があります。

 

2.いくらもらえるの?

申請コースごとに下表で定める「引上げ額」以上事業場内最低賃金を引上げた場合、生産性向上、労働能率の増進に資する設備投資などのために要した費用に下表で定める「助成率」を乗じた金額が助成されます(千円未満切り捨て)。
なお、生産性向上、労働能率の増進に資する設備投資などのために要した費用に助成率を乗じた金額が下表で定める「助成上限額」を超えた場合には、助成上限額が支給される助成金の額となります。

 

表の上段の30円コース(800円未満)は、地域別最低賃金800円未満の17県のうち、事業場内最低賃金800円未満の事業場に限られます。(令和元年10月現在)

 

3.支給の要件
①賃金引上計画を策定すること
事業場内最低賃金を一定額以上引き上げる(就業規則等に規定)
②引上げ後の賃金額を支払うこと
③生産性向上に資する機器・設備などを導入することにより業務改善を行い、その費用を支払うこと
(1) 単なる経費削減のための経費、

(2) 職場環境を改善するための経費、

(3)通常の事業活動に伴う経費 以上(1)~(3)は除きます。
④解雇、賃金引下げ等の不交付事由がないこと など

その他、申請に当たって必要な書類があります。

 

4.生産性向上に資する設備・機器の導入例
・POSレジシステム導入による在庫管理の短縮
・リフト付き特殊車両の導入による送迎時間の短縮
・顧客・在庫・帳票管理システムの導入による業務の効率化
・専門家による業務フロー見直しによる顧客回転率の向上 など

 

5.助成金支給までの手続きの流れ

 

6.お急ぎください!

平成31年度業務改善助成金の交付申請の受付期日は2020年1月31日(金)(※必着)までです。この機会をお見逃しなく!

 

お問い合わせ