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シモダイラ通信(人事労務だより・2021年1月号)

労働関係の最新ニュース、職場のトラブル事例、実務についてのQ&A、助成金情報、社会保険などの解説をA4判10ページ程度にコンパクトにまとめた【シモダイラ通信】。毎月1回発行しています。
ご希望の方は「メールでご相談」ボタンから、必要事項をご入力の上、お申込み下さい。(無料です)

 


 

◆ニュース

●リスク管理でプログラム 管理者の能力向上を援助

厚生労働省は、管理者向けの職場リスクマネジメント力向上プログラムを公開しました。近年、セクハラ、パワハラ、情報セキュリティーなどに端を発した不祥事が相次ぎ、職場環境の悪化や生産活動の停止に追い込まれるケースが少なくありません。社内の業務ごとにリスクを洗い出したあと、リスク評価に基づいて優先順位を決定、実施計画を作成して対策に取り組むものです。厚労省のサイトから同プログラムセミナーの動画を視聴できようになっています。

 

●試用期間延長が原因 看護師自殺で遺族勝訴

入職して間もなくの看護師(34歳)の自殺で労災認定を求めた裁判で、札幌地方裁判所は、業務起因性を認める判決を下しました。

 

●2%の「底上げ」目標を維持 連合が賃上げ要求方針

 

●令和3年度から10%超へ 健保組合の財政悪化

健康保険組合連合会は、単年度の収入・支出がつり合う「均衡保険料率」が、令和3年度に10%を超える見通しと発表しました。保険料率が協会けんぽ平均の10%を超えると、健保組合を運営する意義が薄れ、解散を検討する組合が増加することも予想されます。移行先となる協会けんぽの財政状況が、間接的に影響を受けるという懸念もあります。

 

◆監督指導動向

“ながら運転”の禁止徹底 デリバリーサービス 厚労省

 

◆送検

休日を1カ月付与せず 年末年始の繁忙理由に 茨木署

 

◆実務に役立つQ&A

80時間以上カウント? 失業給付に12カ月必要だが

 

◆調査

厚労省「令和2年・就労条件総合調査」

 

◆職場でありがちなトラブル事例

ミス常習犯を契約社員に 正社員から降格

 

◆身近な労働法の解説

―衛生委員会―

衛生委員会は、全業種について、当該事業場において日雇労働者、パートタイマー等の臨時的労働者の数を含めて、常態として使用する労働者の数が50人以上の場合に設置する義務があります。

 

◆助成金情報

副業・兼業労働者の健康診断助成金

複数の事業所に勤務しており、どの事業所においても所定労働時間が短いために定期健康診断の対象とならない40歳未満の労働者に対して一般健康診断を実施した事業主に、その費用が助成されます。

※詳細は独立行政法人労働者健康安全機構のHP等をご参照ください。

 

◆今月の実務チェックポイント

遺族(補償)年金

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