コラム

新年のご挨拶

令和6年能登半島地震で被災された皆様へ
本年1月1日、石川県能登地方を震源とする最大震度7の強い地震が発生し、石川県能登地方を中心に家屋の倒壊、大規模な停電、火災等の甚大な被害が発生しました。今般の災害により亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げます。

 

新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。本年も当事務所は、皆さまのお力になれるよう最善を尽くしてまいります。ご不明点やご相談がありましたら、どうぞお気軽にお知らせください。

さて、約3年にわたり猛威を振るい続けたコロナ禍やデジタル化の進展を契機に、働く人の意識変化が急速に進むとともに、働き方も個別化・多様化の一途をたどっています。従来の画一的な働き方を前提とする集団的労務管理では、現在の深刻な人手不足下において、人材の確保とそれに引き続く人材の定着が難しくなっています。さらに、16年後の2040年には現在の労働力人口が20~25%減少すると言われており、対応は待ったなしの状況です。

当事務所のポリシーは、「優秀な人材から選ばれる企業になるための戦略を提案」することです。その戦略とは、事業者・職場ごとに異なる人事上の課題を正確に共有し、実効性のある方法を模索し、しっかりと目的を達成することと考えています。

今年も、厚生労働省、東京都、葛飾区などあらゆる単位で、仕事と育児介護の両立、職業能力開発・キャリア形成、非正規社員の処遇改善など様々な施策に対する各種助成金がリリースされるでしょう。
そのとき、助成金の受給のみを目的として、助成金が要件とする人事施策を必要なく行うことは、会社に思わぬ副作用を招来しかねません。

当事務所は顧客事業主の労務に係る各種施策を推進・成果につなげ、事業主や従業員、そのご家族の生活が豊かになることを存在意義としています。そして、地域経済の発展ひいては世の中に役に立つ会社の伴走者であることを誇りとして、これからも一緒に考え行動して参ります。

新年が皆さまにとって素晴らしい一年でありますように、心よりお祈り申し上げます。
よろしくお願い申し上げます。

社会保険労務士シモダイラ事務所
所長 下平 伸一郎

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