コラム

社会保険労務士シモダイラ事務所 > 人事・労務だより > シモダイラ通信(人事労務だより・2021年3月号)

シモダイラ通信(人事労務だより・2021年3月号)

労働関係の最新ニュース、職場のトラブル事例、実務についてのQ&A、助成金情報、社会保険などの解説をA4判10ページ程度にコンパクトにまとめた【シモダイラ通信】。毎月1回発行しています。
ご希望の方は「メールでご相談」ボタンから、必要事項をご入力の上、お申込み下さい。(無料です)


◆届出様式の押印廃止 労使協定の留意事項示す 厚労省
政府は行政手続きに際し、押印を廃止する手続きを進めていますが、厚労省でも、労基、労働保険(労災・雇保・徴収)、社会保険(健保・厚年)、派遣法等の手続きに関し、規定の整備を行いました。
労基関連では、使用者のほか、過半数労組(過半数代表者)の押印を要する様式が多々あります。このため、厚労省では、新たな様式の留意事項を示した通達(令2・12・22基発1222第4号)を発し、従来、過半数代表者の押印欄があった届出様式には、協定当事者の適格性に関するチェックボックスが設けられました。

◆調査
厚労省「令和2年・障害者雇用状況集計結果」
令和3年3月から、障害者の法定雇用率が2.3%に引き上げられます。

◆職場でありがちなトラブル事例
製造ミス一回で懲戒解雇 それ以前から「いじめ」続く

◆身近な労働法の解説―労使協定―
今回は、労基法に定める労使協定(以下単に「労使協定」)について解説します。
労使協定は、それだけでは労働契約上の権利義務は生じませんので、労働協約、就業規則等が必要です。また、締結により効力が生じるものと、締結+届出により効力が生じるものがあります。

◆今月の実務チェックポイント
介護(補償)給付について
今回は、業務災害または通勤災害が原因となって労働者が一定の障害の状態に該当し、現に介護を受けている場合に労災保険から支給される介護(補償)給付について説明します。

◆助成金情報
中途採用等支援助成金(中途採用拡大コース)
中途採用について雇用管理制度を整備しつつ拡大し、生産性の向上に取り組む事業主に対する支援を目的とした助成金です。予め中途採用計画を作成し労働局へ提出したうえで取り組むことが必要です。

お問い合わせ