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シモダイラ通信(人事労務だより・2020年9月号)

労働関係の最新ニュース、職場のトラブル事例、実務についてのQ&A、助成金情報、社会保険などの解説をA4判10ページ程度にコンパクトにまとめた【シモダイラ通信】。毎月1回(毎月5日―15日ころ)発行しています。
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【今月号の主な記事】
以下の記事でご関心のテーマがありましたら、お気軽に当事務所までご連絡下さい!

 

◆最新・行政の動き

急ピッチで引き上げられていた最低賃金ですが、新型コロナウイルスによる経済停滞を受け、令和2年度は?

 

◆ニュース

●副業で「簡便な管理モデル」 労働時間を包括して決定

労基法38条によると、ダブルワーカーの労働時間については「異なる事業主間でも通算する」必要があるとしています。

 

●パワハラで適応障害発症 「熱心な指導」の範囲超える

病院の事務課長が「パワハラで適応障害を発症した」と訴えた事案で、東京地裁立川支部は、病院の運営元に慰謝料100万円の支払いを命じました。

 

●東京都 台風による計画運休で手引き 在宅勤務・特休など活用を

東京都は、台風シーズンに備え、「計画運休時の出退勤ガイドライン」を策定しました。

 

●ダブルワーカーの保護強化 改正労災法が9月施行

 

●就業時間の20%で「社内副業」 新しい業務に挑戦

KDDI㈱は、就業時間の20%を使って他部署業務を経験する「社内副業制度」をスタートさせました。

 

◆送検

月200時間以上残業 技能実習生と「共生関係」 岐阜労基署

技能実習生側は「賃金支払が遅れることがあっても、働けば働くほど賃金が増える」と考え、全員がほぼ同一のスケジュールで長時間労働に従事。労使双方の利害が一致する形で違法残業が続いていたが、事業主が廃業するに際し、労基署に「未払賃金立替払制度を利用したい」と相談したことから、事件が発覚したもの。

 

◆調査

厚生労働省「令和元年度・過労死等の労災補償状況」

仕事面で「逃げ場のない状況」に追い込まれ、メンタルヘルス不調を発症する人が増加?

 

◆職場でありがちなトラブル事例

他県への転勤命令を拒否 嫌がらせ受けたと逆襲

 

◆身近な労働法の解説

―就業規則の届出―

常時10人以上を使用する使用者は、就業規則を作成し、労働基準監督署へ届出なければなりません(労基法89条)。その届出の手順を解説します。

 

◆助成金情報

働き方改革推進支援助成金(勤務間インターバル導入コース)

 

◆今月の実務チェックポイント

職場で重大な業務災害が発生したとき

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