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消火剤死亡災害 酸素濃度の急減に対処を――厚労省通達

厚生労働省は、今年4月15日に東京都新宿区のマンション地下駐車場において発生した二酸化炭素を消火剤とする不活性ガス消火設備による作業員6人の死傷災害発生を重くみて、都道府県労働局基準部長あてに同種災害防止対策について通達した。点検作業時の有資格者の立会いや二酸化炭素消火設備の適切な取扱いなど消防関係法令などに基づく対策に加え、毒性や酸素濃度の急激な低下などに関し、発注者や元方事業者らが情報を共有する必要性を指摘している。消防庁でも立体駐車場工業会など関係団体に対し注意喚起に向けた通知を発出している。

引用/労働新聞 令和3年5月31日3306号(労働新聞社)

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