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人事労務だより・2024年3月号

労働関係の最新ニュース、職場のトラブル事例、実務についてのQ&A、助成金情報、社会保険などの解説をA4判10ページ程度にコンパクトにまとめた【人事労務だより】。ご希望の方は「お問い合わせフォーム」ボタンから、必要事項をご入力の上、お申込み下さい。

◆最新・行政の動き 
育児期残業免除小学校就学前まで延長 子の看護休暇も拡大対象 来年4月施行へ
改正案要綱では、子を養育する労働者が請求した場合に、事業主が所定労働時間を超えて労働させてはならない労働者の範囲を、現行の「3歳に満たない子を養育する労働者」から「小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者」へ拡大。
子の看護休暇制度については、感染症に伴う学級閉鎖や、子の行事参加にも利用できるようにするとともに、請求できる期間を小学校3年生修了時まで延長。対象となる行事は改正省令で示す予定としており、子の入園式や卒園式、入学式などが盛り込まれる方向。
いずれも施行予定日は来年4月1日で今通常国会に改正法案を提出する方針。

◆ニュース
●10月に控える短時間労働者に対する社会保険適用拡大に関するQ&Aをまとめる 厚生労働省
詳しくはこちら:
短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用の拡大
短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大Q&A集(令和6年10月施行分)
●78社が相互受入へ 配偶者転勤等に対応 日本民営鉄道協会と全国の鉄道会社78社
配偶者の転勤や家族の介護のために転居せざるを得ず、就労継続が困難になった社員を対象とし、相互に受入れを図る「民鉄キャリアトレイン」の仕組みを拡充。受入形態や労働条件は当事者間の決定に委ねるため、転籍に限らず出向での受入れや、一定期間経過後に元の会社へ復帰するなども可能。
●リフター導入に200万円補助 荷役作業効率化へ 広島県・24年問題対応
※今年2月施行の改正労働安全衛生規則により、リフター操作者の特別教育が義務化されました。
●インターンシップ 障害者をDX人材へ育成 6カ月で即戦力化 KDDI

◆送検
36協定が期限切れ 15人違法残業させ送検 立川労基署

◆監督指導動向
荷主先にも協力要請 積卸し時の死亡事故続き 四日市労基署

◆調査
雇用調整助成金のコロナ特例の活用等に関する調査 独立行政法人労働政策研究・研修機構

◆実務に役立つQ&A 
深夜帯に従事する従業員に割増賃金を含めた手当を支払っています。今後、社会保険の適用拡大の対象となった際、月8.8万円に算入するのでしょうか。

◆身近な労働法の解説 労働契約の内容の理解の促進
労働契約法4条では、個別労働関係紛争を防止するために、労働契約の内容があいまいなまま労働契約関係が継続することのないよう、労働契約の内容の理解の促進について規定しています。

◆今月の実務チェックポイント 育児休業給付

◆助成金情報 両立支援等助成金(育休中等業務代替支援コース)
令和6年1月から両立支援助成金に「育休中等業務代替支援コース」が新設されました。中小企業事業主が周囲の労働者に手当等を支払って代替させた場合(1手当支給等)、代替する労働者を新規雇用(または新規の派遣受入れ)した場合(2新規雇用)を対象に支給します。
制度の詳細は厚生労働省HPをご参照ください。

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