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人事労務だより・2022年10月号

労働関係の最新ニュース、職場のトラブル事例、実務についてのQ&A、助成金情報、社会保険などの解説をA4判10ページ程度にコンパクトにまとめた【人事労務だより】。ご希望の方は「お問い合わせフォーム」ボタンから、必要事項をご入力の上、お申込み下さい。

◆最新・行政の動き
厚労省は令和5年度、産業雇用安定助成金に新コースとして「スキルアップ支援コース」(仮称)を追加する方針です。
助成金の活用場面として、DXをめざす企業がIT企業への出向を通じて従業員にデジタル技術を習得させるケースのほか、自動車関連工場への出向により、モノづくりにおける品質管理と工程管理に関する手法・考え方を習得させるケースなどが想定されます。

◆ニュース
●22道県で目安上回る 最低賃金改定額の答申出揃う
注目!●無断で動画公開 団交拒否理由にならず 都労委
●出生時育休 管理監督者も就業可能 Q&Aを追加
●学生に関し対策強化要請 京都ブラックバイト協議会

◆送検
過労運転で事業停止 月320時間以上拘束し 九州運輸局
告示では、運転者の拘束時間を月320時間以内、1運行につき144時間以内、連続運行時間を4時間以内に収めるよう定めています。

◆監督指導動向
エレベーターの安全対策を要請 東京労働局

◆調査
訪問介護員と介護職員の離職率低下続く 介護労働安定センター・介護労働実態調査

◆実務に役立つQ&A
残業代を含めるか 社会保険適用拡大の8.8万円

◆身近な労働法の解説 ―配転―
企業の重要な人事施策の一つに、人事異動があります。人事異動には採用・退職、配転、出向・転籍等があり、それぞれ業務上の必要性や目的を持って実施されます。人材育成や組織の活性化を目的としたり、本人の希望部署への配転でモチベーションアップを図ることもあります。

◆今月の実務チェックポイント
休業(補償)給付について

◆助成金情報
人材開発支援助成金(特別育成訓練コース)
正社員経験の少ないパート・アルバイトなどの有期雇用労働者等の正社員転換または処遇改善を目的として、事業主が、有期契約労働者等に対して、計画に沿って訓練を実施した場合に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成するものです。
令和4年度からはこれまで認められていなかった「eラーニング」による訓練、通信制によるOff-JT訓練も助成金の対象になりました。

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