コラム

社会保険労務士シモダイラ事務所 > キャリアコンサルティング > キャリアコンサルタント登録制度等に関する検討会報告書

キャリアコンサルタント登録制度等に関する検討会報告書

12月22日付報道発表を以下に転載します。

詳しくはこちら:「キャリアコンサルタント登録制度等に関する検討会報告書」を公表します
【別添1】キャリアコンサルタント登録制度等に関する検討会報告書(概要)
【別添2】キャリアコンサルタント登録制度等に関する検討会報告書

~キャリアコンサルタントがその役割を果たしていくために~
厚生労働省は、このたび、「キャリアコンサルタント登録制度等に関する検討会報告書」を取りまとめましたので、公表します。 
この報告書は、「キャリアコンサルタント登録制度等に関する検討会」(座長:花田光世 慶應義塾大学名誉教授)での議論を取りまとめたものであり、労働者のキャリア形成支援に携わる専門職であるキャリアコンサルタントが求められる役割を十分に果たしていくために必要な対応について、一定の整理を行っています。
厚生労働省では、この報告書を踏まえ、キャリアコンサルタント登録制度や関連施策の運用改善などを行い、労働者などのキャリア形成支援を一層推進していきます。

報告書のポイント

キャリアコンサルタントを取り巻く現状
・リ・スキリングの選択、キャリアアップや転職に係る相談支援などに関するキャリアコンサルタントの役割に対する期待が高まっている
・一方、キャリアコンサルティングを利用する労働者や従業員にキャリアコンサルティングを行う仕組みを導入する企業はまだ少ない

キャリアコンサルタントの能力向上、活動促進のために
・講習の内容のアップデートの徹底
・受講者へのフォローや内容が適切であることを前提に、オンラインでの講習の普及を踏まえ、更新時の知識講習の定員上限(30人)の撤廃
・必要な科目の技能講習が提供され、受講者が適切に選択できるよう支援
・スーパービジョンの機会の拡充、スーパーバイザーの養成

キャリアコンサルティングの普及促進のために
・キャリアコンサルティングの効果について周知
・気軽にキャリアコンサルティングを利用できる相談窓口の整備
・企業におけるキャリアコンサルティングの促進

今後の検討課題
・能力要件・能力体系の見直し(領域等に応じた専門的な知識・技能の整理)
・更新要件の見直し(スーパービジョンや実務の位置づけ等)

 

関連記事

お問い合わせ