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【おすすめの本】 女性部下マネジメントの教科書 (同文舘出版)

【おすすめの本】 期待している人が辞めずに育つ 女性部下マネジメントの教科書 (同文舘出版)

この本は、多くの働く女性の相談を受けてきた、キャリアコンサルタントの方の著書で、本の帯にはいろいろ興味深いことが書かれています。
・女性社員が相談しないのはなぜ?
・昇進、妊娠・育児との両立、ハラスメント対策
・女性の成長とキャリアを支援する具体策
・管理職は、女性活躍の一番の支援者
・意欲の高い人材を活かしきれていないのは、もったいない!

私(下平)もキャリアコンサルタントの資格を有していますが、来年早々に更新時期を迎えるため、現在更新講習を受講しています。
更新講習はコロナ下のもとオンラインで行われているのですが、一緒に参加した方で大勢の女性部下を預かる男性管理職の方がいらっしゃいました。その方が講師の先生に、「女性部下とどう接してよいか分からず困っている」ということを質問していました。
その講習を受講した後、たまたまインターネットでこの本を知り購入したのですが、書かれている内容はそのとき講師の方が回答されていたことと、いろいろ共通するところがありました。

特に、「相談される上司に求められる日常の関わり方とは?」という項は、キャリアコンサルタントの“傾聴”の具体的な実践方法が解説され、更新講習で学んだことともリンクして、「ああ、こういうことか」と、ひとつひとつ興味深く読み進めることができました。

女性の活躍がこの国、ならびに企業で求められていますが、
・どうして担当変更くらいで難色を示すのだろう?
・どうして上を目指さないのだろう?
こんな思いを持つ上司は決して少なくないと思います。

筆者の方が実際に相談を受けてきたことをベースとして書かれており、実際の職場で明日にでも取り組むことができることが多く解説されています。「相談される上司・管理職・経営者」となるために、是非ご一読下さい。

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